Ganga aarahi puja in Nepal
⁂ ガンガーアラティ・プージャは今では拡大・拡張され、
ネパールでも執り行われてます。
筆者は今年2019/ 3~~1ケ月間、ネパールに滞在し、ヒンドゥー教徒の新年にあたるダサイン(インドではダサラ)、
富と繁栄のラクシュミ女神を讃える光の祭典ティハール(インドではディワリ)、
さらに、姉妹から兄妹へ祝福を与えるバイティカというお祭りを体験してきました。
もちろん、我らがグルジ、シャームジ一家とともに。
* ここでは、ネパールにおけるガンガーアラティ・プージャをご紹介します。
ネパールでは3か所で執り行われています。
首都カトマンドゥでは、パシュパティナートという焼き場で。
カトマンドゥからバスで8時間のところにある観光地にして、
トレッキングの出発点でもあるポカラでは、ビンドゥバシニ寺院と、
ペワ湖のボート発着場。
ボート発着場なんて、ちっとも神聖じゃないと思われるかたもいるかと思います。
が、ペワ湖にはバラヒ女神を祀った浮島があるのです。
これは文字どうり、浮島で、大きな人造湖であるペワ湖のほぼ中央に、ぽかりと浮いています。バラヒマンディールはネパール・インドの人の信仰厚く、参詣者が列をなしています。
1)まず、そのバラヒマンディールに向けて捧げられるアラティについて:
僧侶は3名。
ペワ湖に向かってお立ち台が設けられ、人々はバラナシの厳粛な雰囲気とはちがい、楽しそうに歌い、踊っています(特に女性)
最後のアナウンスは、ジェイ、ガンガーマタジ、キ、ジェイ!
ちゃんと母なるGangaの名が呼ばれ、人々は両手をあげて、「ジェイ!」と呼応します。
のち、僧侶が水を人々の頭上に飛ばします。ガンガージャル(ガンジスの水)です。
私もありがたく、いただき、さらにプラサードもいただきました。
プラサードというのは、儀式の間、神々にお供えしたものを、下賜ことをいいます。
だいたいが、豆類です。
この画像は;バラヒマンディールのある浮島。
赤いキャップをかぶって、ちょっとリゾート気分?のシャームジ
2)カトマンドゥのパシュパティナートのアラティ
パシュパティナートは、前述しましたが、焼き場です。
けれども、緑豊かで、野猿の家族もいて、公園のような雰囲気です。
* 中へ入るには、外国人はofficeで入園料1000ルピー=約1000円を払わなければなりません。
* シヴァ寺院には外国人は入れません。
筆者は、このパシュパティナートのアラティが好きで、カトマンドゥへ来ると、必ず参列します。なぜって、バジャンが生演奏なのですから。
タブラ、ハルモニウムを弾きながら歌うバジャンシンガー。ベル。
バラナシを思わせる門前市の光景にも惹かれます。
こんなにたくさんのシャンカ(コンチともいう)が!
シャームジによれば;
「法螺貝は海のものでしょう。インドのムンバイでとって、ネパールまで運ぶから、
インドで買ったほうがずっと安い。ネパールでは3000~4000ルピーもするんだよ」
風に翻るネパールの国旗
橋の向こうでは、新たな炎が。
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