Full moon puja
お祭りを家族とともに祝うため、シャームジが一時帰省するカトマンドゥの家の屋上には、Pray room、つまり、お祈りのための小部屋があります。
毎月の満月の宵は、Full moon pujaが、このPray roomで執り行われます。
シャームジの大きな手が優雅に動いて、ロータスの花、プラサード(お供物)などを準備します。
11月の満月のプージャは、シャームジの次兄・ビシュヌとともに執り行われました。
アラティを執り行っているのはビシュヌ兄。
ロウソクではなく、カンファ―(樟脳)を使用しています。
陰になってしまっていますが、シャンカを吹いているのがシャームジ。
シャームジの息の長さに驚嘆しました。
本人は、「あと25秒は吹けるよ。でも、長くなるから、やめたんだ」
いったい、どれだけの肉体的・精神的修行を積んできたのでしょう。
この日はあいにく、曇りで、月は見えなかったのですが、
プージャを終え、テラスに出ると、
まるでシャームジのシャンカの音に応えるように、
そして、世界平和を祈念するシャームジとビシュヌ兄の信仰心に応えるように、
雲間から、満月が姿を現したのでした。
これは本当に、ミラクル、ミラクル!
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