コロナ禍のGangaアラティプージャ
モンスーンの季節も、酷暑の5月も、1日も欠かさず執り行われる母なるガンジスへの献火の儀式。
コロナ禍の今も、やはり1日も欠かさず行われています。
ただし、5名だった僧侶はたった1人になり、
見物人も、巡礼さんもいない。
観光客を乗せたボートもない、がらんとしたプージャ会場で。
おお、Gangaマータよ。どうか世界をコロナ禍からお守りください。
偉大なるシヴァ神よ。この災いを追い払ってくださいーーと、ついにバブー・マハラジ自らが、アラティを執り行いました。
バブー・マハラジは30年ほど前に、たった1人でGangaアラティプ―ジャを始めたお人で、シャームジ達のプージャ会場の元締めといって良いでしょう。
今ではGangaアラティプージャはバラナシ観光の目玉となっていますが、それもマハラジのおかげなのです。
どうかシヴァ神が、ガンジスマータが、私達の祈りを叶えてくださいますようにと、ともに祈りましょう。
*画像提供:Dinesh Shanker Dubeyji
画像の最後はやはり、シャームジ。燭台の炎が満月に届きそうな……不思議な1枚。
0コメント